【シングル】ヤドランニンフドラン
S15の1800まで使っていた構築。ヤドランを使ってみたかったのだが、やはりゲンガーに隙を見せやすかったのとガルーラに泥試合するのが億劫になったので解散。重いガッサが増えてきていたのもある。
○概要
ガルガブアローのような役割集中軸を物ともしない物理受けである鉄壁メガヤドランから組み始めた。相棒としてヤドランが隙を見せる電気に少ないながらも繰り出して負担をかけられ、身代わりマンダのようなポケモンをヤドランのトリルと合わせて倒せるニンフィアを採用。ここまでで重いゲンガーガルドやナットジャロのような草を任せるヒードランを補完として加えた。構想としては、攻撃寄りの受けルという感じ。
残り3枠には、ボルトゲンガーやニンフガモスといった特殊に受け出せるHDポリ2、電気の一貫を切る霊獣ボルト、対ヘラガッサピクシー等が特に厳しいのでゲンガーとした。6体すべて特殊寄りのポケモンで受けル（というかラッキー）がほぼ不可能であり、ゲンガーは挑発道連れのメガゲンとしている。対受けルとしてはどのみち微妙なところがあるので身代わり滅びでもよい。
○ 構成
ヤドラン ＠ナイト
201-xx-167-121-111-51
201-xx-244-151-111-51
熱湯 トリックルーム 怠ける 鉄壁
構築の軸。ニンフの性能を生かすために電磁波でなくトリルを採用した。大体特殊と殴り合うことはなかったので、物理特化しても良かった。ラス一ゲンガー対面等で一発耐えて返しで倒せるといった場面はあったので絶対とは言わない。純粋な受けルのこの調整で意識されているリザはドランやポリ2がいる以上初手対面作る必要もない。
ガルでヤドランを崩せるのはグロパン持ちだけと思っていたが、噛み砕くが3-4割ほど入るので、トリル鉄壁怠けるを適宜押す（熱湯をなかなか押せない）泥試合になりがちだった。ゴツメを持てない、あるいは電磁波を採用しない弊害。鉄壁を積んでも相手の裏からボルトや特殊ガルドが出てくるだけで流されるので、この辺があまり強いポケモンと思えなかった。
トリルは相手の裏ラストがゲンガーとわかっている時にターンを上手く調整して勝つ等できたので詰め筋としてはまあまあ。序盤に打ってもあまり上手く機能した覚えはないので、電磁波の方が基本的な性能はやはり高い。ターン調整の関係でトリルは何度も打ってたので、PP増やすか悩んだ。この辺も１試合のターンが増えて泥試合に感じられた要因。
役割集中に強いと書いたが、鬼火を入れられてかつ鉄壁を積めていないと物理相手でも当然ジリ貧なので、アローバシャ相手では盤面を整えること。毒ガブに怯えていたが一度も出されなかった。鉢巻持ちは幾度か出されたが、逆鱗は素受け出し→ニンフ出しである程度なんとかなるし、地震は素受け出し→メガ受けで大体耐えるのでそれほど問題ないという想定。だから出さないでね。
案外火力があるが、燃えてくれないとサイクル負けって雰囲気がある。C185まで確保するとサイキネで167-115メガゲンが倒せる程度になるんですがわんちゃんありませんか。
ニンフィア ＠眼鏡
189-xx-97-177-151-82
ハイパーボイス サイコショック シャドーボール 電光石火
あまり説明することもない眼鏡ニンフィア。ヤドランの苦手な電気に出し、トリルと合わせて負担をかけていく想定だったが、実のところ止まるのが見えている状況が多く選出に関われないことが多かった。マンダ入りにヤドランと合わせて出していく想定でいたのに、全然出せてなかったよね。ドラン入りに対して大変出しづらかったのでめざ地面厳選すべき。破壊光線が欲しい場面は特になかったが、電光石火が生きた場面も一度しかなかった。この構築だと物理を相手にすることがなかったのでD方面に流すべき。
ヒードラン ＠残飯
193-x-125-148-165-111（非理想）
マグマストーム 大地の力 毒々 守る
ゲンガーガルドや草ポケ、対耐久を見るために採用された。他に引き先がいないのでドラン相手はこいつで勝つ想定でプレイングしてたあたりが怪しい。なんだかんだで安定して仕事してくれたと思う。マグストをよく当ててくれるいい子。このポケモンを使っていて特別思ったのは身代わり宿り木ジャローダつええなってことくらい。
ポリゴン2 ＠奇跡
191-111-114-112-144-84
空元気 冷凍ビーム 自己再生 放電
よくいるHDポリ2。Aに振りすぎな感じがするので、Dに割いて良い。空元気と恩返しは諸説。電磁波を採用するなら生意気で良いだろう。相手の後出しに負担をかけづらいポケモンだと感じられたが、特にガルドに無防備なのが気に食わなかったので、冷ビをイカサマにしても良い。その場合は特性アナライズでも良いかもしれない（ちゃんと計算すべき）
霊獣ボルトロス ＠オボン
184-xx-90-166-140-126（非理想）
10万ボルト ボルトチェンジ めざ氷 草結び→電磁波
おそらくまるで参考にならないポケモン。単に電気の一貫を切りたかった枠で、スカーフボルトの勝ち筋が強そうだと思っていて採用していたが、案の定個体がいないのでかわいそうな型になっている。ミトム入りスイクン入りなどに出した。マンム―意識で草結びを入れていたが全く打たなかったので、相手のゲンガーをかわいそうな目に合わせようと電磁波にした。（かわいそうな目に合わせた）
このポケモンのこの型がミラーした（相手の技構成すべてはわからないが）のがこの構築のピーク。
ガッサに強くする意味でも、グライをこの枠に入れてもよいかなあとは思っていた。ボルトスイクンに弱くなるので別の枠も一緒に変えざるを得ない。
ゲンガー ＠ナイト
159-xx-89-150-95-178
159-xx-109-190-115-200
シャドーボール ヘドロ爆弾 挑発 道連れ
基本的にメガ枠はヤドランを出していたので、ガッサ入り受けルに対して出した。A160バンギの追い打ち＋砂嵐ダメが37.5%というところなので、受けルに勝てるかというと怪しい。（一度当たった時は勝った）
○選出
サイクル思考で、相手に合わせて出した。
ヤドランポリ2ドラン、ヤドランドランボルトあたりが多かったように思われる。
ここにニンフィアがいないあたり、構築時点と選出時点で考え方が合わなかったんだと思う。
○総括
上から殴る構築の方が強い。
○参考
ガルガブヤドランドラン
http://gorio-poke.hatenablog.com/entry/2015/11/01/223319
S14のヤドキング＋ニンフ＋カイリューorナットという構築
http://noburenpoke.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
ポリクチブルン
http://scarlet3211.hatenablog.com/entry/2016/03/18/174831
