何も考えてない

ポケモンの自分用メモ

【シングル】脱出エルフカバリザY

○69人参加の京大カップで予選抜けした構築。優勝のひゅーずさんに負け、ベスト8。

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○概要
第六世代環境は初手の対面負けが試合に大きく影響するため、それを軽減できる脱出ボタンという対面操作アイテムが強いのではないかと思い組み始めた。

それを活かせそうなポケモンとしては、
・追い風脱出ができるほか、アンコールによって読み負けのリスクを大きく減らせるエルフーン
・電磁波や挑発から対面した相手を起点にしやすいボルトロス
・追い風鬼火から同じく展開補助のできるファイアロー
を考えた。ボルトロスを持ってないのと、安定した展開ができるのではないかと考えたので、今回はエルフーン

取り巻きは、脱出ギミックから繰り出すだけで負担をかけられるリザードンYとゲッコウガを主軸に、物理に投げられ相性の良いカバルドンを採用。残りは同じく負担をかけられそうなメガボーマンダと、対電気要員のライコウとした。

 

○技構成・配分
エルフーン HB@脱出ボタン
ムンフォ/アンコ/宿り木/追い風
便利なクッション。半減無効読み、積み技読みで裏から投げたりできるが、殴られると引くので対面性能は低い。特別に想定していた処理としては、
・カバガッサ対面からエルフ投げしてリザ投げ、砂で襷を潰す。
マンムー対面宿り木からリザ投げ、襷を潰す。
・カバスイクン対面からエルフ投げしてメガ前リザを対面させる。
など。

アンコは技を読み違えても取り返しが効きやすくなる。リザガブ対面で剣舞されたりすることがあったので一応役立った。殴られると引くという性質上、裏に積み要員を設けるなら相性が良いのはアンコールよりむしろ挑発だと思う。

追い風はリザYでガブの上を取るのに役立った。蛇足だが別の構築でメガヘラ+脱出エルフ+トリルクレセを使った際、勝ち筋を追い風とトリルに依存しすぎていて使いにくかった。

 

リザ CS@ナイトY
放射/ソラビ/オバヒ/めざ氷
ガブを重く見てめざ氷を仕込んだ。有利対面から負担をかけるためのオバヒ、抜き要員となるため連続で打てる放射、水を見る役割があるのでソラビ。

ドランは環境で流行っていないと思ったのと裏は大体対ドラン打点を持っているので気合い玉は採用せず。

 

カバ HB@ゴツメ
地震/氷の牙/怠ける/ステロ
物理受け。ガブを重く見て氷の牙を仕込んだ。ステロは展開負けが怖くて余り打たなかったので、欠伸でも良いとは思う。トリルヘラに突っ張らせたのはすまんかった。(相手ヘラがカバへの打点がなく、結果的にトリルターンやり過ごせた)

 

ゲッコ CS@珠
冷ビ悪波波乗り身代わり
地雷枠。身代わりは初手バシャ対面で有効なので、打点として波乗りも採用。予選では初手ゲンガー対面で身代わりを張って三縦決めた。

今では(書いてるのは16年1月)カバゲッコは相性の良い組み合わせとして有名だが、そこまでの相性の良さは感じなかった。身代わりより範囲広げた方が強い。

 

マンダ AS@ナイト
捨て身/流星/地震/文字
当時良く使っていた両刀メガマンダ。範囲が広く好きだったのだが、竜舞からの抜きが普通に強いと気付いたのと、やはり場持ちの良いメガ枠であるのが強みなので、他のポケモンの構成を変えて積み展開に持ち込んでもよかったと思う。

この構成だとメガゲンより先にメガさせるのが重要だが、このパーティーだとなかなかしんどい。

 

ライコウ@残飯
10万めざ氷瞑想身代わり
うろ覚え枠。たぶんこいつだったと思うが、余り選出した印象がないので違うかもしれない。対水、電気、鍵、耐久と欲しい要素はなかなか揃っている。

今は毒ボルトがいるのでお休みさせたい。

 

○選出
エルフカバリザYと銘打ってはいるものの、受け寄りポケモンが少ないので、少し前のめりなクッション一体(エルフかカバ)@2を心がけていた。ゲッコでボルトを破壊してリザマンダを動きやすくするなど。エルフの枠で説明したような脱出ボタンを含めた想定通りの動きができそうな場合は、その選出をする。

リザ以外にフェアリーが一貫している。鋼枠を設けても良いが、むしろ崩しの起点にしていきたい。

 

○総評
脱出ボタンによる対面操作という点では、比較的上手く回せていた。今後とも考察していきたい持ち物であると思っている。

脱出持ちの単体性能の低さが少し気になりはする。